天の迷宮冒険デイリー＜休止中＞

いつの間にか、恒例企画となっている高校の“音楽授業レポート”。

毎週１回・２時間連続授業で、日本や世界の音楽を学んだり、
合唱をしたりしている、我が校の「音楽」の授業。

先日は“歌舞伎”について、学びました。
江戸時代に始まったといわれています。

まずは、有名な演目『勧進帳』をビデオ鑑賞しました。
元々は「安宅」という“能”の演目が変化したものだそうです。

物語の主人公は、弁慶と富樫左衛門。
有名な演者さんの姿も数多く見られました。
あらすじには、すっかり有名なエピソードが詰まっています・・・

＜あらすじ＞
兄・源頼朝の討伐から逃れるため、東北・奥州に向かう，義経一行。
ところが、北陸のある関所で、関守・富樫左衛門たちに怪しまれてしまい・・・
様々な芝居で、どうにか突破しようとする一行。ところが、なかなかうまく行かず・・・
やむを得ないと、弁慶は心痛めながら，主君である義経を棒で叩いてしまう。
その結果、一行は無事に関所を通過できたという。

主君である義経を叩いてしまうとは・・・大胆な弁慶。
しかし、そのおかげで関所を突破でき、義経の許しも得たというエピソードです。

この演目の見所はたくさんあって・・・
①関所を突破するため、弁慶が『勧進帳』という巻物を読むふりをするシーン
②最終手段として、弁慶が主君である義経を棒で叩くシーン
③関所を無事通過し、“飛び六方”というステップで去っていく弁慶　・・・ｅｔｃ．

三味線や鼓・『長唄』と呼ばれる歌、演者の迫力ある演技に表情・・・
古語も出てきて、なかなかお話を理解することは難しいかもしれませんが、
とても見応えがあったと思います。

この『歌舞伎』の授業に合わせて、“篠笛”と呼ばれる横笛にチャレンジすることに！
しかも、全員分用意してくださっているようで・・・ただいま、練習中の真っ只中！

息の使い方が難しく、音を出すことすら，ままならない状況ですが、
頑張って、練習していきたいと思います。