天の迷宮冒険デイリー＜休止中＞

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天の天てれラビリンス　２ｔｈ　Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ
～ＴＴＲ２　迷宮冒険～


明日２月１４日は、“バレンタインデー”！
みなさんは、何か予定はありますか？

当ブログ「天の天てれラビリンス」では、
今日から２日連続で“バレンタイン特集”をお届け。

なんと、スペシャル企画！
当ブログ管理人・天が、初の“恋愛小説”に挑戦！

管理人・天の実話の恋物語を元にした
短編小説『斜め前のキミ　－恋した刹那－』をお届けします。

今回の執筆にあたり、同じ天てれファン仲間である、
実央さん・まりもさん・アキさんに、ご協力をいただきました。
ホントに、ありがとうございました。

小説初挑戦、下手でグダグダでやたらに長いです。
しかも、若干“引く”ような場面もあるかもしれませんが・・・
最後までお付き合いいただくと有難いです。

記事後半には、“思い出のラブソング”特集も！

みなさんの感想、お待ちしています。

それでは、スタートです！

恋愛短編小説『斜め前のキミ　－恋した刹那－』

≪スタッフ≫
原作：管理人・天　「キミに恋した日々－One-sided Love－」
作：管理人・天、実央、まりも、アキ　（敬称略）

主題歌：「♪最愛」　歌：福山雅治
挿入歌①：「♪このまま　ずっと」　歌：青山テルマ
（もし、曲をつけるなら、これかなと。曲は、お好みでどうぞ）

挿入歌②：「♪My last sweet Memory」　作詞：管理人・天
エピローグ曲：「♪近くて、遠いキミへ」　作詞：管理人・天

≪登場人物≫
ボク　（１６）　・・・　管理人・天がモデル
金沢　イリ　（１６）　・・・　ボクが恋した、クラスメイトの女子
河本　ソウタ　（１６）　・・・　ボクの友達。ボクと同じ、イリに恋する

※この物語は、ほぼノンフィクションです。
ただし、名前等は架空のもので、事実とは異なります。

ＮＥＸＴ：
○バレンタイン特集
管理人・天　初恋愛小説　
『斜め前の君　－恋した刹那－』　前編
○管理人・天　思い出のラブソング・①
≪続きを読むをクリック！≫・・・

≪プロローグ　出会いの春、文化祭の夏≫
片想いしていた女子とクラスが分かれ、
必死に彼女のコトを忘れようとしていた。

その日から始まった、２年Ｃ組の１年。
まだ、彼女の存在に気付いていなかった。

メルヘンチックで、不思議な魅力を持った、
斜め前の彼女に・・・。

６月は、初夏の訪れを感じる。
やがて、恒例行事「文化祭」の季節がやってきた。

ボクらの２年Ｃ組は、“演劇”をすることになった。
ボクは実行委員の一員として、クラスを引っ張ることになった。
ところが、キャストがなかなか決まらない。
そんな時、顔なじみの女子と共に、
準主役に立候補したのが、ボクが恋したイリだった。

普段は一見、控えめな雰囲気を持っていたイリ。
しかし、いざ舞台に立ってみると、“意外な才能”を発揮する。
会場全体に響く声、詰まりながらも感情を込めて，
長台詞を読み上げる・・・
音響を担当したボクも、本番ではイリに救われた。

「文化祭」は大成功に終わった。
でもその時、ボクの想いは別の女子へと向いていたのだった。

≪第１章　修学旅行の秋、いつの間にかそばにいた≫
楽しみな行事も終わり、ボクは虚脱感の中にいた。
そんな中、イリはいつしかボクのそばにいた。

２学期初めの席替え、イリと再び「斜め前」の関係になった。

「あの漫画家のアニメはよく見てるわ。」
「えっ、私もあの漫画家、好き！」

突然、友達のソウタとボクの会話に入って来たイリ。
その後も、そんなやり取りが続く。

「ねぇ、数学のテストって、今日じゃないの？」
「来週に変わったらしいで。」
「マジで？良かった！」
ボクがそうと答えると、イリは駄々っ子みたいに喜んだ。

「数学の先生、授業速すぎて、全然分からへん。」
「確かに！早すぎるやんな。」

ボクとイリは事ある度に、他愛ない会話で盛り上がった。
素直でイイ、リアクションをしてくれる。
しかも、意外に“天然キャラ”らしい。
ボクは、徐々にイリに惹かれていった・・・

昨年の同じ頃、クラスメイトの女子に恋した時もそうだった。
この時が、純粋にイリに恋した瞬間だった。

そして、迎えた「修学旅行」。
抽選での競争に勝ち残り、希望のコースへ行けることになった。
幸運にも、イリも一緒だ。

出発の朝、駅でふいに見掛けたイリは、いつもと見違えた。
制服を着ていると分からない、私服のイリ。

イリともっと仲良くなりたい！
旅行中は毎日、一言でも会話をしようと努力した。

「ジェットコースター、乗るの？」
「乗らへんで！金沢さんは？」

「食事テーブル、金沢さんの班と一緒か。」
「そうやで。」
「金沢さんって、班のリーダーなん？」
「私、意外としっかりしてるから。」
イリの珍回答に、ボクは顔を緩めた。

気がつけば、声をかけてくるのはいつもイリの方だった。
声を掛けられると、会話を出来る
嬉しさに、ボクは胸を躍らせた。

［いつまでも、この時間が続いてほしい・・・］
そんなコトを、いつも願っていた。

みんなには内緒だけど、現地の神社でも、
イリとの恋の成就をお願いしていた。

一方で、イリと他の男子がしゃべっているのを見ると、
ボクのココロに“嫉妬心”が芽生え始めていた。
この頃だろうか、ボクが本気でイリに
恋していると気付いたのは・・・


『My last sweet Memory』　
作詞：管理人・天　　作曲：？？

キミと出会った春　まだ気付いてなかった
輝いた文化祭の夏　仲良くなりたくて　
必死に話しかけた　修学旅行の秋

泊まるホテルのコト　何気に調べて
いち早く　ボクに伝えてきた
駅で見る　キミの私服
いつもと違う　大人っぽさに　ボクは驚いた　
出発の朝　空港で　カバン必死に閉めてた
キミのホッとした様子に　微笑んだよ

My sweet Memory　何気ない場面
ボクにとって　キミの想い出
ささやかな幸福（しあわせ）でした
木に実る柿みたいに　熟してく　秋の恋

降り続く　大雨の中
可笑しな合羽　着る僕ら見て　
クリオネみたいと　微笑んでたキミ
晴れ渡った昼時　遊園地の角で
「ジェットコースター　乗るの？」と
驚いたキミの　問いかけが甦る

My sweet Memory　何気ない刹那
ボクにとって　キミの想い出
ささやかな幸福（しあわせ）でした
儚い紅葉みたいに　舞い降ちてく　秋の恋

ある日の昼食　キミと同じテーブルで
普段は　天然キャラなのに
実はしっかりしてる　とぼけたキミの一言
ホテル前　夜のコンビニで
飲み物選ぶキミに　ふいに話しかけた

キミと話すだけで　ボクの心は満たされた
何気ないコトだけど　永遠の宝物
こんな瞬間（とき）が　続いてほしい・・・
星が瞬く　夜空に願った

My sweet Memory　淡い祈り
いつしか芽生えた　嫉妬心
愚か過ぎる　ボクでした
降ってもすぐ溶ける　雪のような　
季節外れの　秋の恋


でも最終日は、何も話せずに終わった。
嫉妬に失望、嫌な予感は現実のモノとなる・・・

≪第２章　愛のトライアングル≫
「修学旅行」終了後、イリとは何故か疎遠になった。
話すとしても、「シャーペン貸して」という、そっけないものに変わっていった。

ボクはどこか、不満と寂しさを抱えるようになった。
恋の苦しみから解放されるためには、この方法しかない。
ボクはイリと距離を置くことにした。

ところが、次の席替えでは、またもや近くの席に・・・
やり切れない思いを抱えた、その数日後のことだった。

体育の移動時間、ソウタから衝撃的な話を聞かされた。

「去年は失恋したけど、また新しい“恋”してるんや。」
「えっ、誰？！同じクラスなん？」

人の恋バナには、興味津々のボク。
質問攻めで、その核心に迫っていく。

「出席番号は最後の方で、天然キャラで・・・」
その辺りから、ボクは動揺し始めた。
それって、もしかしてイリなんちゃうん？

嫌な予感は的中した。
ソウタが恋しているのは、紛れもなく“イリ”だった。
ボクは迷ったが、ソウタに打ち明けることにした。
「実はボクもイリのことが気になっている」と。

初めは驚いたようだが、“好きになったきっかけ”などを
体育の時間になる度に語り合っていた。
特に憎しみ合うことも無く、「いつ言うの？」と冷やかし合い、
お互いに譲り合おうとしていた。

そんな毎日を過ごしているうち、ボクの中で何かが弾けた。
今なら、イリに告白しても、イイ気がする。
振られたら振られたでイイ、当たって砕けてみようと。

内心、ソウタにイリを取られることが怖くて、焦っていたのかもしれない。
でも、その時はまだ考えもしなかった。

［どうやって、告白しようか。］
ボクは自然と、自分の机に向かっていた。

「きっと、イリはボクのコトを受け入れてくれる！」
まったく根拠のない自信を、ボクは何故か持っていた。
イリが時たま、ボクのコトを見ている気もしていた。

そして、運命の翌日を迎えた・・・。

※この物語は、ほぼノンフィクションです。
ただし、名前等は架空で、事実とは異なります。

≪明日へ続く≫


管理人・天の“思い出のラブソング”
♪このまま　ずっと　　歌：青山テルマ
管理人・天が、この恋愛小説の挿入歌に勝手に指名した
青山テルマさんの「このまま　ずっと」。

ＮＨＫドラマ８『Ｑ．Ｅ．Ｄ．証明終了』のテーマ曲。
女性の切ない“片思い”の曲なんです。
好きな人に、何とかこの気持ちを気づいてもらいたい！

男のボクが言うのはなんですが、結構状況は似てるかなと？？
１年の時の片思い、そして、今回の告白前は、
同じような気持ちを抱いていたと思います。
付き合えなくてもイイ、でも友達のままで、
普通に楽しく話していたい、見ていたい。
話すチャンスが無かった時、よく寂しく口ずさんでいました。

♪愛のトライアングル　　
歌：てれび戦士（脇菜々香、鍋本帆乃香、加藤ジーナ）
実はこの曲も、今回の恋の思い出。

秋の修学旅行に行く直前に、「天てれ」で登場したＭＴＫ。
１人の女の子に恋した、２人の男子。
まさに、“三角関係”のボクたちにピッタリ！
少なくとも、恋した人はボクラのコトを
気にしていたかは定かではありませんが。

修学旅行は、彼女といろんな話ができた思い出の時間。
しかし、最終日は話が出来ず、寂しい気持ちに。
その後・・・明日の物語に続きます。


緊急臨時速報！
Ｄｒｅａｍ５『RUN TO THE FUTURE』、
アルバムＣＤ『ＭＴＫ　ｔｈｅ　１４ｔｈ』
３月発売予定！
詳しくは、⇒http://tentere.shiga-saku.net/e342010.html
⇒http://tentere.shiga-saku.net/e390123.html

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★『ベスト・オブ・天てれ’０９』、
来週金曜日スタート！
当ブログでは、特別企画「ベスト・オブ・天てれ’０９」がスタート！
残りわずかとなった、２００９年度の「天てれ」の中から、
天のお気に入りコーナー等の１年を振り返ります。
今後の更新予定はこちら・・・

≪今後の『ベスト・オブ・天てれ’０９』　更新予定≫
２月１９日（金）　　☆ガールズ通信社　特集
２月２６日（金）　　☆おしかけ歌謡ショー　特集
３月５日（金）　　☆ビットワールド　特集
３月１４日（日）　　☆最終回ＳＰ　天てれレギュラーコーナー　一挙プレーバック！

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